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" ある日、オスカーが彼女を訪ねて来た... "
[ 書くことって、何て幸せなこと!
画家にとってでさえ、シナリオを書き、
制作しながら、演じる・・・
まるで、遊技場!
その上、素晴らしい人たちと
楽しんで、
それこそ、本当の幸せ!]
" カリンは姿を現す度に、近くに来ないようにと、手振りで示す・・・
そして、口を開かずに、ファティマに話しかける:
彼女は、その眼で言葉を発するのだ・・・ "
.
[ 時として、沈黙が、言葉より遙に
多くを語る!・・・
言葉:思考の反映!
私はそれを、あまり信じない。
ひとつの言葉の中で、ひとつの話の中で、
いくつの思考がひしめき合っているのだろう?
ここでも、また、イメージの中と同じく、
たくさんのストーリーを、同じひとつのストーリー
の中にみつけることができる・・・
一冊の小説のためのひとつの言葉・・・
それが、ラブ・ストーリーであったりしたら、
総ての言葉の意味を理解するなんて、
正直なところ、たいへんな作業だ!]

見つけたが、もう少し調べてみる
必要があると彼女に説明した... "
[ 映画“ファティマ”のシナリオの中に、
私は、人生が示唆するパズルの概念を
挿入してみたかった・・・
.
それぞれのピースのもつ意味を
いつも、自然に理解できる訳ではないけれど、
それらのピースを結合させ・・・
.
一番大切なことは、
結果ではなく、それらのピースを
どのように結合させていくかというプロセスです。
.
.
人生って、おもしろい!と、
もう一度、言いたい。]
" 彼女は彼にシャトーで、会いたいと申し入れた... "
.
[ 私は、オーバーラップや、
映像の重ね合わせが好きです。
ひとつのストーリーの中に、常に
複数のストーリーが存在する: ちょっと、
人生のよう・・・ 異なる映画のように、
たくさんのストーリーをもっている。
そして、それが連なる。 時には、それが交差し、
でも、いつもそうなるわけでもなく・・・
とはいえ、人生って、
どっちかと云えば面白い!]
" その若い女はオスカーに尋ねた彼女の過去を探す
のを助けてくれるかと..."
.[黒、白... ノスタルジック...
確かに、その通り、でもそれだけではありません:
イメージに対して、また、同じように、
色に対しても!
それぞれが好きなように色を塗る.
子供の頃のような
塗り絵ノート
分る?
一人一人の夢...
黒は 、私から見ると
色の中で最も美しく:
無制限の愛撫・・・]

" 彼女は新潟方面の
漁村の出身だった..."
[私の映画作品 "ファティマ"からの抜粋]
2月18日以降、この子とは会っていませんでした・・・
長野のアトリエの裏にある
小さな公園で、彼女は待っていました。
私は彼女に謝り、そして言いました:
" 寒いね・・・"
彼女は何も答えず、
固まったままでした。